【注目!】宮城県富谷市で都市型ロープウェイの導入調査を発表。仙台市営地下鉄の延伸代替案を模索!

富谷市は2024年11月27日に基幹交通システムの整備構想の中で、泉中央駅より北側に都市型ロープウェイを導入可能性を調査することを明らかにしました。

これまで、仙台市営地下鉄南北線の延伸も検討していましたが、今後新しい展開になるのか注目です。特に泉中央や富谷市に住んでいる場合には特に注目です!モノレールになるのかも気になるところです。

この記事では公開されてる情報をまとめましたので、参考にしてみてくださいね!

目次

都市型ロープウェイの6つ課題とは?横浜市を参考にリサーチしてみた!

富谷市が都市型ロープウェイを導入するにあたって、クリアすべき課題がいくつも想定されますよね。

ここでは、先行して導入して実用化している横浜市を参考にしてみました。富谷市や仙台市(特に泉中央)に住んでいる人達にも関係ありそうな内容です。

興味深い内容なので一度確認してみてくださいね!

都市型ロープウェイ建設時の課題

  • 【課題1】設置工事の時間帯
  • 【課題2】ロープウェイの鉄筋設置

【課題1】通行車両が往来が激しい場所では、運行時間外での夜間工事を実施

横浜市の場合、バスの運行終了が23時45分なので、それ以降での工事をすることになっていました。ただし、バスの運行終了直後はタクシーの利用客が殺到する傾向にあったため、タクシーの稼働状況にも配慮して工事が進められていました。

また、イベント時選挙中の街頭演説などの時期には警察との協議で作業中止をしていたようです。設置工事の計画では「協議による作業中止」にも配慮されていました。

出展:YOKOHAMA AIR CABIN駅舎工事 施工報告書 ※(株)ピーエス三菱

【課題2】鉄筋は構造的にたるみを考慮して25mスパンで設置リスト

都市型ロープウェイの鉄筋については横浜市や交通局による指示もありました。鉄筋の高さについては、横浜市道路局の指示によって高さ4.5m以上は必要とされていたようです。防風耐性については、横浜市の市によって風速65m/sに耐えられる行動にすることを要求されていました。

夜間工事においては、歩道切り下げや復旧、工事、鉄筋、立原工事など作業を工程別に抽出する必要がありました。

富谷市の場合には、横浜市とは違って民間企業が建設運用をする体制ではないので、建設にあたってのコミュニケーションはスムーズになるかもしれません。

出展:YOKOHAMA AIR CABIN駅舎工事 施工報告書 ※(株)ピーエス三菱

富谷市のロープウェイのでも、このような課題をクリアしていく事が想定されますね!

都市型ロープウェイの営業に当たっての課題

  • 【課題3】落下事故対策
  • 【課題4】利便性への取り組み
  • 【課題5】都市型ロープウェイの維持費
  • 【課題6】周辺住民のプライバシー ※追加情報

【課題3】落下事故対策は二重三重に

横浜市ではロープウェーを開業してから落下対策が重要視されていました。ロープウェーは性質上、上空を走行するため、落下による事故対策が必要になります。

例えば、ゴンドラの真下に車や歩行者がいるため。窓から落下物がないよう網を取り付けていたようです。

また、ゴンドラの真下に取り付けてあるバッテリーには地上に落下することが無いようにバッテリーカバーをつけ、さらにバッテリーにもワイヤーをつけていたようです。事故を防ぐために防止策を徹底していたということがわかります。

【課題4】便利に使えるようにするために

また、事故対策以外にも乗客の利便性にも高める施策がなされていました。

横浜市の都市型ロープウェイの客層は全年齢層を対象としています。バリアフリーへの配慮も徹底されています。高齢者や車椅子などの乗客も気持ちよく使えるようになっています。

例えば、車椅子などではスムーズに入れるようにロープウェイが水平な作りになっています。乗降場所ではスムーズに入退場できるようにエレベーターが設置されています。また、ゴンドラの椅子は固定式ではなく跳ね上げ式になっており、必要な時には畳むこともできるのです。

【課題5】都市型ロープウェイの維持やメンテナンスはどうなるの?

ロープウェーの維持費として、最も高そうな費目の1つが電気代ですよね。電気代がどのぐらいになるのかリサーチしてみたところ、参考になりそうな情報がありました。

実は電気代は、最初の起動時にはそこそこかかるが、運行時にはそこまでかからないようです。想定すべきなのは、光熱費のようです。夏場や冬場であれば、エアコンや暖房などをつけるためそれらを動かすための電気代が追加で発生するようです。

また、大きな費用のもう1つのは定期修繕です。この定期修繕は高くかかるようです。ゴンドラは輸入品をつかうため(国内製がない)ため、トータルでかかってくる費用も高くつくようです。

出展:Zip Infrastructure(株)代表の須知さんのnote

【課題6】周辺住民のプライバシー ※追加情報

都市型ロープウェイを運行するにあたって、周辺住民のプライバシーを守る必要が出てきます。

ロープウェイの中から、アパートや家の敷地内や窓の中が見えたら周辺住民もいい気分はしませんよね・・

富谷市では、都市型ロープウェイのガラスを特殊ガラスにする意向のようです。特殊ガラスで不透明にして、ロープウェイの中からアパートや家を見えなくする考えのようです。

出展:河北新報

都市型ロープウェイを手掛けるZipInfrastrucer社は富谷市以外でも

導入可能性を調査している地方自治体

北海道石狩市官民連携手法2023年
沖縄県豊見城市豊見城市交通基本計画2023年

富谷市は導入可能性調査をする段階ですが、他の地方自治体でも導入可能性の調査をしているところがあります。

北海道石狩市では、これまで実質路線バスのみで交通渋滞や積雪による移動障害が課題となっていました。今後、都市型ロープウェイを導入して、移動を楽にする方法を考えています。

沖縄県豊見城市では、基幹急行バスが運行していますが、ラッシュ時は6分間隔で運行しています。通勤・通学でも便利に快適になるように都市型ロープウェイの導入が考えられています。

富谷市が検討するロープウェイは自走式都市型ロープウェイ!

富谷市が検討している方針

  • 都市型ロープウェイの導入
  • BRT(バス)の導入スト
  • 調査期間は2025年~2029年
  • 2025年4月に調査開始&開通は2030年度以降
  • 2025年6月に南相馬市某所で実証実験へ
  • 【新情報】富谷市は調査費で360万円を予算計上へ
富谷市公開資料より(2023年2月)

富谷市は都市型ロープウェイかBRT(バス)の導入を検討していることを明らかにしています。都市型ロープウェイは、福島県南相馬市で開発されている自走式ロープウェイのようです。

富谷市では2025年4月から調査活動を正式に開始するとのことです。具体的には費用面を詳細に調査していくようです。富谷市の試算では、地下鉄を泉中央駅から延伸するよりもコストが10分の1で済むとのこと!

福島県南相馬市のロープウェイはまだ実用化はされていないので、導入時期は明確には決まっていません。しかしながら、富谷市の若生市長から開通時期は2030年度以降を目指している旨が明らかになりました。

都市型ロープウェイは2025年6月の福島県南相馬市で実証実験がされることも明らかになっています。実験をする場所は明らかになっていません。

これまでの富谷市で行ってきた調査
・2022年:地下鉄整備の調査
・2023年:BRT(高速バス輸送システム)整備の調査
・2025年:事前調査費として360万円を予算化
引用:富谷市の調査レポートより

富谷市の都市型ロープウェイはZip Infrastrucre社(福島県南相馬市)に依頼

  • 開発は福島県南相馬市のZipInfrastrucre社
  • 都市型ロープウェイの定員は12人
  • 最高速度は36キロ、1時間に3,600人乗車可能
公式HPより

富谷市は福島県南相馬市にあるZip Infrastrucre社に導入調査を依頼しています。同社の「Zipper」が次世代交通システムとなります。

道路上の空間を移動スペースとして活用して、交通の利便性を高めることを目的としています。Zip Infrastrucre社は複数の自治体とも連携をしており、今後の発展が期待された組織です。

富谷市の都市型ロープウェイは1機あたりの定員は12人です。1時間に3,600人が乗車できるようになるとのことです。

Zip Infrastrucre社と連携している自治体

  • 秦野市
  • 沖縄県豊見城市
  • 南相馬市
  • 神奈川県

ロープウェイを導入するなら富谷市の経路は明石台行き?

富谷市が検討するルート

富谷市公開資料より(2023年2月)

ロープウェイが開通した場合には、泉中央駅から明石台駅のルートになる可能性があります。富谷市が公開する調査結果(富谷市HPより)でルートが明らかにされています。

明石台駅までのルートについては中間駅まで含めて3つのルートが検討されているようです。富谷市の都市型ロープウェイは将来的には成田地区や大清水地区への延伸も想定しています。

成田地区は、富谷市の新しい図書館の富谷市複合図書館(ユートミヤ)のオープンも控えている地域です。今後の動向に注目していきましょう!

都市型ロープウェイを扱っている市区町村はある?

都市型ロープウェイとはいっても、実際に導入している市区町村を参考にするとイメージしやすいですよね。

そこで、日本国内で都市型ロープウェイを扱っている市区町村をリサーチしてみました。日本国内には2か所ありましたので紹介していきます。

1:スカイシャトル(東京都稲城市・神奈川県川崎市)

よみうりランド公式HPより
走行方式単線自走循環式
定員8人
設置駅2駅
※中間駅なし
路線距離882m
乗車時間5~10分
往復料金500円
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この記事を書いた人

~仙台が大好き、東北が大好き~
東北出身のミナバです!「私たちが住む街を楽しくユニークに」をテーマとしてサイトを運営しています。
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