仙台駅には、事前予約ができるコインロッカー「To Locca(トロッカ)」があります。このTo Locca(トロッカ)の最大のメリットは仙台駅でロッカー迷子にならないという点です。
そこでこの記事では、トロッカの使い方を紹介します。初めて利用する際には事前登録が必要ですが、一度登録してしまえば、その後は簡単に使えます。
トロッカは使い方次第では、非常に役立んつのでぜひチェックしてみてください。
To Locca(トロッカ)のサービス終了
トロッカは2025年1月16日でサービス終了となる旨が発表されました。
- 2024年11月11日以降:新規の会員登録、新規でのJREPOINT連携の停止
- 2024年12月9日以降:新規予約停止
- 2025年1月16日:「To Locca」のサービス終了
To Locca(トロッカ)とは
To Locca(トロッカ)は、2020年3月に首都圏の山手線エリアで導入された新しいロッカーサービスです。運営はJR東日本のグループ企業、株式会社JR東日本スマートロジスティクスが行っています。
当初は山手線沿線のみでのサービス展開でしたが、その後、宇都宮駅や仙台駅にも導入されました。トロッカはJRの駅構内に設置されており、私鉄の駅にはありません。
2021年6月にはJRE POINTとの連携が開始され、さらに、トロッカの非会員でもSuicaロッカーの空き状況を確認できるようになり、ますます便利になっています。
To Loccaの特徴は3つ
特徴1 | 事前予約で効率的 |
特徴2 | 1時間100円~ |
特徴3 | JRE Pointと連携 |
ToLocca(トロッカ)の料金
サイズ | 1時間あたり | 1日上限 | 利用上限 |
---|---|---|---|
Sサイズ | 100円 | 1,000円 | 4,000円 |
Mサイズ | 150円 | 1,500円 | 6,000円 |
Lサイズ | 200円 | 2,000円 | 8,000円 |
ロッカーの料金はサイズごとに異なります。一番小さいSサイズであれば1時間あたり100円で利用できます。一番高いLサイズでは1時間当たり200円となっています。
ロッカーを予約できる最大時間は72時間(3日間)です。3日間利用する場合、Sサイズは最大4,000円、Mサイズは最大6,000円、Lサイズは最大8,000円となります。
なお、利用登録が必須となっていますが無料です。利用にあたってはJREポイントも利用できます。えきねっとやビューカードなどで入手したJREポイントと連携すれば、よりお得に利用できます。
To Locca(トロッカ)の使い方
トロッカの使い方を5段階に分けて紹介します!
トロッカの使い方を詳しく紹介していきます。初めて使う場合には、初回登録もあるので面倒に感じてしまうかもしれません。
ここでは、実際の画像も一緒に紹介していくので是非参考にしてみてください。
まずは「To Locca」の公式ホームページで新規登録を行います。公式サイトの右上に「ログイン/新規登録」ボタンがあり、タップするとログイン画面・新規会員登録画面が表示されます。
位置情報のポップアップが出たら「許可する」を選び、メールアドレスを入力します。
届いたメール内のURLをタップし、ログインパスワードを設定します。
パスワードは8〜20文字の半角英数字です。
次にクレジットカード情報を入力し、利用規約に同意して登録を完了します。
トロッカの公式ホームページからロッカーを予約します。ロッカー選びは2つの方法があります。
- 地図から選ぶ(わかりやすいのでおススメ)
- ロッカー一覧表から選ぶ
地図から選ぶと場所の確認もしやすくなるのでおすすめです。
仙台駅には、西口側改札外(1階・2階)と東口側改札外(1階)の3箇所にロッカーがあります。
広域地図からクリックを進めていくと、詳細な地図へと進んでいきます。場所の確認も一緒にしていきましょう。
ロッカーの場所を選んだあとは、いよいよ予約へと進みます。
予約日時を選択し、予約画面で「予約する」をタップします。
利用開始時間の15分前に予約番号が知らされるので、メールかマイページで確認し、予約したロッカーの場所へ向かいましょう。
ロッカーに荷物を預ける際は、トロッカに設置されているタッチパネルに進みます。ロッカーの管理画面で「荷物を入れる」を選び、会員利用予約番号を入力します。
荷物を入れたら、扉を閉めて完了です。
荷物を取り出す際は、トロッカに備え付けのタッチパネルから「荷物を取り出す」を選びます。
そこで、再び予約番号を入力するとロッカーが解除されて、荷物を取り出せるようになります。
料金は後でクレジットカードに請求されるので、現地での支払いは不要です。
トロッカとコインロッカーのメリット・デメリット比較
トロッカ | コインロッカー |
---|---|
:長時間利用は割高に | :事前予約で確実:混雑時には見つけづらい | :長時間だと割安に使える
トロッカは短時間利用に良い
トロッカのメリットは、Webサイト経由で事前予約ができることです。仙台駅が混雑している場合でも、確実にロッカーを確保できるのは大きな利点です。
デメリットとしては、長時間利用には向かない点があげられます。トロッカの料金は時間制で、1時間100円からとなっています。4時間・5時間以上使用する場合には通常ロッカーの方が安くなる場合があります。
コインロッカーは長時間利用に良い
通常のコインロッカーは一度料金を支払えば、10時間や12時間といった長時間利用をしても追加料金は発生しません。時間制のトロッカよりも料金は安く済むことが多くなります。
ただし、通常のコインロッカーには、混雑時に空きロッカーを探すのに時間がかかる上、利用できない可能性があるというデメリットがあります。
仙台の七夕祭りや花火祭り、絆祭りなどが開催される期間は、仙台駅は大混雑します。コインロッカーを見つけるのは非常に困難です。
ToLocca(トロッカ)にアプリはない!その他注意点
- ToLocca専用アプリは現時点ではない
- メールアドレスとクレジットカードが必要
- 24:00~翌6:00は預入れと予約は不可、取出しは可
- 予約は1カ月前から可能
トロッカは2024年時点ではスマホアプリはありません。スマホから予約する際には、ブラウザからログインして利用するようにしましょう。
トロッカを利用する際には、メールアドレスとクレジットカードが必要です。デビットカードやプリペイドカードは利用できないので注意が必要です。
また、トロッカは24:00~翌6:00の間は予約をしたり預け入れたりすることはできません。この時間帯は予め預け入れていた荷物の取り出しだけができます。
トロッカは事前予約ができますが、受付は1ヶ月前からに限定されています。それ早いタイミングでは予約はできません。予定変更があっても、予約の取り消しは可能です。
ToLoccaの仙台駅設置場所
仙台駅には「To Locca」は全部で3箇所設置されています。主に仙台駅の西口側に集中しています。
- 西口側改札外 1階
- 西口側改札外 2階
- 東口側改札外 1階
混雑時、ロッカー探しに時間がかかることもありますが、「To Locca」を活用することでその手間を省くことができます。
関連記事
当サイトでは、仙台駅1階にあるコインロッカーと仙台駅2階にあるコインロッカーを詳しく紹介しています。仙台駅に行く場合には、一緒に確認してみてください。
コラム:仙台駅ではトロッカは必要?
実際に仙台駅でのコインロッカーの利用状況を見てみると、平日であればトロッカを使わなくてもコインロッカーは空いていることが多いです。しかし、土日祝日に大型イベントが重なる場合、コインロッカーは非常に混み合います。そのような場合には、「To Locca」を予約しておくと安心です。
まとめ|仙台駅のToLocca(トロッカ)を上手に使えば高くない!
- トロッカは仙台駅が混雑するイベントでは大いに役立つ!
- 利用できない時間帯には注意
「To Locca」は事前予約ができるので、仙台駅が混雑する日にあわせて利用すると便利です。例えば、以下のようなイベントがあるには役立ちます。
- 仙台七夕祭り
- 仙台光のページェント
- 東北絆祭り
- 大型のライブイベント等
トロッカは仙台駅が混雑している中でも小銭やSuicaを使わずに済み、クレジットカード決済ができる点も便利です。予約可能時間に注意しながら、トロッカを上手く活用してみてください。
P.S. 仙台駅は祭りやイベントごとがあると激込みになります!予約ができると本当に便利です!
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