【速報】宮城県蔵王町がついに日本ジオパークとして認定されました！

宮城県で観光スポットの代表格である蔵王ですが、今回嬉しいニュースがありました！蔵王が日本ジオパーク委員会から認定された件について紹介していきます。

この記事で蔵王と日本ジオパークの内容について、少しでもイメージが膨らむようにまとめています。

今後の蔵王の発展であったり、お出かけ情報にも役立つような内容になっています。ぜひ参考にしてみてください。

蔵王町が日本ジオパークとして認定

宮城県蔵王町では、日本ジオパーク委員会から日本ジオパークとして認定されました。

日本ジオパークでは日本に全部で43カ所認定されています。宮城県蔵王町は新たにそれの1つとして追加されました。

ジオパークとは、地理的に重要な景観を持つ場所を将来にむけて皆で守っていこうとする場所を言います。

ジオパークとは？

• 自然や文化遺産の保護
• 教育や科学研究の推進
• 地域開発の推進
• 地質の保全

蔵王町はこれまでの取り組みとして、蔵王町の5つのエリアを将来に向けて残していこうと整備事業を進めてきました。1番代表的なのは蔵王山です。

実は2023年開催された第49回日本ジオパーク委員会で蔵王町は保留となっていた経緯があります。今回その整備事業が進んだことにより晴れて認定されることとなりました。

東北エリアに認定ジオパークは8か所ある！

1	男鹿半島・大潟ジオパーク	秋田県	2011年9月
2	磐梯山ジオパーク	福島県	2011年9月
3	ゆざわジオパーク	秋田県	2012年9月
4	八峰白神ジオパーク	秋田県	2012年9月
5	三陸ジオパーク	青森県、岩手県、宮城県	2013年9月
6	栗駒山麓ジオパーク	宮城県	2015年9月
7	下北ジオパーク	青森県	2016年9月
8	鳥海山・飛島ジオパーク	山形県、秋田県	2016年9月
9	蔵王ジオパーク	宮城県	2025年1月

日本ジオパークネットワークっでは、「日本のジオパークマップ」が公開されています。2025年1月時点で日本全国のジオパークは48か所ありますが、そのうち8か所が東北エリアにあります。

秋田県の男鹿半島・大潟ジオパークや磐梯山ジオパークは東北エリア内で最も早くて2011年9月に認定されています。

宮城県内には、三陸ジオパーク（2013年9月認定）や栗駒山麗ジオパーク（2015年9月認定）の2か所があります。

ジオパーク認定されると蔵王はどうなるの？

ジオパーク認定されると、自然や文化遺産などの保全活動がされるため、美しい景観が守られていきます。ジオパークには「ジオパークな旅」という周遊アプリもリリースされています。

公園遊びやドライブも楽しめるようになるかもしれませんね！

また、ジオツーリズムを通じて新たな収入源を生み出すのが期待されます。地域と連携をもって蔵王を大切にするのでワークショップや交流イベントも盛んになります。

今後、自然公園や文化遺産、それらを活用したイベントやツアーなどがあるかもしれませんね。また、おしゃれな飲食店やカフェなど、そういった店舗にも期待したいところです！

ぶらり仙台では今後も蔵王町の動向をリサーチしていきます。皆さんにまた耳寄り情報があればいち早くお伝えしますので、楽しみにしていてください。

他の認定ジオパークでは求人情報も！

日本ジオパークネットワークでは、求人情報も掲載されています。宮城県の栗駒山麓ジオパークではジオパーク専門員の求人があります。

ジオパークの職務内容例！

• ジオサイト等の調査、研究、分析
• ジオパーク資源の保護、保全活動
• 小・中学校、高等学校、大学等へのジオパーク学習の推進
• 栗駒山麓ジオパークビジターセンター展示物等の制作及び館内案内
• ジオパークガイド等の養成
• その他、ジオパークの推進と地域の活性化につながる活動

もし、蔵王の地域活動にかかわっていきたいという場合には応募してみてくださいね！