富谷市は2024年11月27日に基幹交通システムの整備構想の中で、泉中央駅より北側に都市型ロープウェイを導入可能性を調査することを明らかにしました。
これまで、仙台市営地下鉄南北線の延伸も検討していましたが、今後新しい展開になるのか注目です。特に泉中央や富谷市に住んでいる場合には特に注目です!モノレールになるのかも気になるところです。
この記事では公開されてる情報をまとめましたので、参考にしてみてくださいね!
富谷市が検討するロープウェイとは?
富谷市が検討している方針
- 都市型ロープウェイの導入
- BRT(バス)の導入スト
- 調査機関は2025年~2029年
富谷市は都市型ロープウェイかBRT(バス)の導入を検討していることを明らかにしています。都市型ロープウェイは、福島県南相馬市で開発されている自走式ロープウェイのようです。
福島県南相馬市のロープウェイはまだ実用化はされていないので、導入自体はまだ先になりそうです。
富谷市がロープウェイの調査を依頼しているのはZip Infrastrucre社(福島県南相馬市)
富谷市は福島県南相馬市にあるZip Infrastrucre社に導入調査を依頼しています。同社の「Zipper」が次世代交通システムとなります。
道路上の空間を移動スペースとして活用して、交通の利便性を高めることを目的としています。Zip Infrastrucre社は複数の自治体とも連携をしており、今後の発展が期待された組織です。
連携自治体
- 秦野市
- 沖縄県豊見城市
- 南相馬市
- 神奈川県
ロープウェイを導入するなら富谷市の経路は明石台行き?
富谷市が検討するルート
- 泉中央駅から明石台駅
- 途中は中間駅も含めて3つのルートを検討
- 「富谷市新たな都市交通システムの事業化検討調査の概要について」で一部公開
ロープウェイが開通した場合には、泉中央駅から明石台駅のルートになる可能性があります。富谷市が公開する調査結果(富谷市HPより)でルートが明らかにされています。
明石台駅までのルートについては中間駅まで含めて3つのルートが検討されているようです。今後の動向に注目していきましょう!
都市型ロープウェイを扱っている市区町村はある?
都市型ロープウェイとはいっても、実際に導入している市区町村を参考にするとイメージしやすいですよね。
そこで、日本国内で都市型ロープウェイを扱っている市区町村をリサーチしてみました。日本国内には2か所ありましたので紹介していきます。
1:スカイシャトル(東京都稲城市・神奈川県川崎市)
走行方式 | 単線自走循環式 |
定員 | 8人 |
設置駅 | 2駅 ※中間駅なし |
路線距離 | 882m |
乗車時間 | 5~10分 |
往復料金 | 500円 |
スカイシャトルは、株式会社よみうりランドが運営する都市型ロープウェイです。1999年に開業して、現在では営業開始から25年になります。
定員は8人で京王よみうりランド駅からよみうりランドまでの区間で2駅設置されていますが。運賃は往復で500円です。
2:YOKOHAMA AIR CABIN(神奈川県横浜市)
走行方式 | 単線自走循環式 |
定員 | 8人 |
設置駅 | 2駅 ※中間駅なし |
路線距離 | 629m |
乗車時間 | 5分 |
往復料金 | 1,800円 |
YOKOHAMA AIR CABINは泉陽興行株式会社が運営する都市型ロープウェイです。2021年3月に開業したので、現在では3年になります。8人乗りで乗車時間は5分程度です。
YOKOHAMA AIR CABINの運行期間としては30年を前提として事業化されています。
YOKOHAMA AIR CABINは東京オリンピック(2020年)の開業を目指していましたが、コロナ禍や資材高騰もあり2021年の開業となった経緯があります。
(参考情報)富谷市では新しい図書館も建設中
富谷市は人口増加が著しい地域で、生活基盤の整備も積極的に行われています。明石台の近くにある成田では新しく図書館やスイーツ工房やカフェが入る複合施設の建設計画が進んでいます。
2024年11月に正式名称と愛称も決定したので、もしよければ参考に見ていってください。
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